いよいよ2026年シーズン開幕。富士大会の専有走行は梅垣清がトップタイム - superformula lights

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いよいよ2026年シーズン開幕。富士大会の専有走行は梅垣清がトップタイム

2026/03/27

梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)

 2025年11月末に幕を閉じた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、約4ヶ月のオフシーズンを経ていよいよ2026年シーズンの開幕を迎えた。
今シーズンの第1大会の舞台となるのは、静岡県の富士スピードウェイ。今季は新シーズンに向けた合同テストはなく、3月26日(木)に2本の専有走行が用意されるスケジュールで開幕大会を迎えた。

 そんな3月26日(木)の走行初日だが、前日から富士スピードウェイは雨が降り続いており、あいにくのウエットコンディションでのスタートとなった。
開始早々から今大会にエントリーした14台全車がウエットタイヤを履きコースインし、走行を重ねていった。
ただしこのセッションではマスタークラス王者の清水康弘(ART TASTE RACING 324)の車両は高星明誠がドライブしてコースインしている。

 セッション開始から30分も経つと少しずつ雨も弱まり、コース上の水量も少なくなってきたが、序盤から上位は1分47秒台のタイムを記録。今季から参戦するエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)、さらに鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)といった顔ぶれがタイムを塗り替えていった。

 その後も雨は完全には上がらず、終始ウエットコンディションが続くことになった専有走行1回目だが、終盤1分47秒076にタイムを上げた新原光太郎がこのセッションのトップに。
1分47秒416を記録した鈴木が2番手、1分47秒426を記録した卜部和久(DELiGHTWORKS)が3番手となった。

 3時間のインターバルの間に、富士スピードウェイでは少しずつ雨が止み曇り空となっていった。ただ路面はすぐには乾かず、午後1時からの専有走行2回目はダンプコンディションのなかでスタートした。セッション途中からはレコードライン上が乾きだし、各車がスリックタイヤを装着。ウエットパッチが残りスリッピーな状況は続いていたが、タイムが上がり始めた。

 そんななか、このセッションでは今田信宏がドライブした後、佐々木大樹がドライブしていたJMS RACING TEAMの4号車がダンロップコーナーでストップしたため、一度赤旗が提示される。再開後、各車が続々と乾きはじめた路面で周回していくなかで、TGRコーナーでアクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)がスピンしグラベルにストップ。これで二度目の赤旗が出され、セッションはそのまま終了となった。

 午後の専有走行2回目では、1分33秒185までタイムを縮めた梅垣がふたたびトップに。三井優介(DELiGHTWORKS)が1分33秒370で2番手につけた。3番手は佐藤となったが、上位は僅差となった。

エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)

■2日目は晴天に。午前、午後とも梅垣が最速

 走行初日から一夜明けた3月27日(金)の富士スピードウェイは、朝から晴天に恵まれた。路面は完全にドライコンディションに転じ、午前9時20分からの専有走行3回目は、待ちわびたかのように全車がスリックタイヤでコースイン。開始早々から鈴木が1分33秒台に入れるなど、タイムも向上。積極的に周回が重ねられていった。

 そんな専有走行3回目だが、開始から40分ほどというタイミングで、ボーラがダンロップコーナー立ち上がりのエスケープにストップするトラブルが発生した。
一度赤旗中断となったが、その後は大きなアクシデント等はなく推移。終盤には多くのチームが2セットのニュータイヤを投入し、アタックシミュレーションを実施した。

 ここで1分32秒911を記録した梅垣がふたたびトップに。1分33秒221を記録したジルテールが2番手に。1分33秒230を記録した三井が3番手という結果に。ただここでも上位陣は僅差となった。

 午後1時50分から行われた専有走行4回目は、2日間の走行の締めくくりとなったが、走り出しに多くのチームが再度ニュータイヤを投入。
ここで梅垣が1分32秒835を記録。エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が1分32秒946で2番手、鈴木が1分33秒037で続いた。

 その後は各車が決勝レースを見据え走行を続け、赤旗中断なく専有走行4回目は推移。結果的に梅垣が4回の専有走行のうち3回でトップタイムを記録してみせた。

「順位で言えば3回は首位でしたけど、毎回4番手くらいまでがすごく僅差なので、ほんの少しの差で逆転されてしまうと思います。クルマはコンディションに合わせベストな状況にあるとは思いますが、タイヤの使い方などでもうひと伸ばしできればと思っています」と梅垣は専有走行を振り返った。

 3月28日(土)はいよいよ午前10時05分から公式予選を迎える。今季のスーパーフォーミュラ・ライツは8名のドライバーが初めての公式予選となる。梅垣もそのひとりで「緊張しますね」予選に向けて語った。今季の開幕ポールポジションは誰になるだろうか。

新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)

三井優介(DELiGHTWORKS)三井優介(DELiGHTWORKS)