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第2戦は緊迫のトップ争いを制しエヴァン・ジルテールが初優勝
エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)
3月26日(木)に専有走行がスタートした全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1大会は、第2戦/第3戦の決勝レースが行われる3月29日(日)を迎えた。この日の富士スピードウェイは晴天で春めいた陽気に恵まれ、午前9時45分にドライコンディションのもと第2戦のフォーメーションラップがスタートした。
前日に行われた公式予選では、専有走行で3回のトップタイムを記録していた梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が1分33秒688で初のポールポジションを獲得。僅差の1分33秒750でエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が2番手に。3番手には悔しい第1戦となった鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が続いた。第1戦のウイナーである三井優介(DELiGHTWORKS)は4番手からレースに臨んだ。
■第2戦も序盤から激しい攻防が展開される
1周のフォーメーションラップを経て迎えたスタートでは、フロントロウの2台に対し、4番手スタートの三井が好ダッシュ。TGRコーナーではポールスタートの梅垣に先んじたが、梅垣がタイヤをロックさせ2台はわずかに接触しアウトにはらむことに。その間隙を突いてイン側からジルテールがトップに浮上した。
オープニングラップは激しい攻防が展開され、三井と梅垣はサイド・バイ・サイドで2番手を競り合うが、これを制した三井が2番手に。一方、3番手スタートの鈴木はこの第2戦にニュータイヤを投入しそのメリットを活かしたかったが、スタートでわずかに後退。しかしそれでも抜群のペースで1周目からポジションを戻し、4周目のTGRコーナーでは梅垣もオーバーテイク。3番手にポジションを戻した。
その後方では、オープニングラップに6番手スタートから順位を上げた卜部和久(DELiGHTWORKS)と5番手スタートの新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)、アクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)のバトルが展開され、さらにその後方ではオスカー・ブルツ(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)、佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)、熊谷憲太(LMcorsa OTG 320)による三つ巴の戦いが繰り広げられた。
一方トップ争いは、5周を過ぎる頃になるとジルテール、三井、そして鈴木の間隔が接近。3番手の鈴木は9周目のパナソニックコーナーで三井のインをうかがうと、続く10周目のTGRコーナーで三井をオーバーテイク。トップのジルテールに照準を合わせた。
エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)
■マスタークラスは終盤に波乱
ただ、ハイペースで追い上げていた鈴木には走路外走行の黒白旗が提示されていたが、その後も走路外走行があったとして、タイムペナルティ5秒が課されてしまった。それでも鈴木はファイナルラップまでジルテールの背後を狙ったが、最後まで集中を切らさなかったジルテールがスーパーフォーミュラ・ライツ初優勝を飾った。
鈴木はタイムペナルティ5秒加算で4位に降格。2位は三井で、最後まで三井を追った梅垣が3位に。順位は違えど表彰台の顔ぶれは第1戦と同じ3名になった。レース序盤からバトルを続けた2台は卜部が5位、新原が6位という結果となった。
マスタークラスは1周目にKEN ALEX(BUZZ RACING)が車両にダメージを負いピットインする波乱の展開に。トップに立ったのはDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)だったが、今田信宏(JMS RACING TEAM)がピタリとテールに。今季はスポット参戦を予定する2台の戦いとなったが、今田がDRAGONをかわしトップに浮上した。
ただ2台はその後も接近戦を展開。13周目のTGRコーナーではDRAGONがバトルを仕掛けるなど激しさを増したが、14周目のアドバンコーナーで2台は接触。今田は車両にダメージを負ってしまい、300Rでストップしてしまった。
DRAGONはマスタークラスのトップフィニッシュを果たしたが、接触行為により10秒のタイムペナルティが課され、最後は着実に走りきった清水康弘(ART TASTE RACING 324)が優勝を飾った。

第2戦 スタート






